民間放送ガバナンス指針に基づく公表事項

株式会社あいテレビは、愛媛県を放送エリアとする基幹放送事業者として、高い公共性と倫理観を持ち、地域の皆様に親しまれ信頼される放送・サービスを提供することを使命としています。
当社は、日本民間放送連盟(民放連)の「民間放送ガバナンス指針」を遵守し、人権尊重をはじめとするコンプライアンスの徹底と、透明性の高い持続可能なガバナンス体制の強化に真摯に取り組んでまいります。

1. 公共性の発揮:地域メディアとしての社会的責任

愛媛県民の皆様の「知る権利」に応え、地域文化や経済の活性化、防災・減災、環境保全に貢献します。

① 地域情報のきめ細かな発信とデジタル連携

  • 「Nスタえひめ」や「わいワイ!Friday」、「よるマチ!」等の自社制作番組を通じ、愛媛の暮らしや安心・安全に役立つニュース・情報を迅速かつ的確にお届けしています。
  • テレビ放送に加え、JNN系列のニュースメディア「NEWS DIG」等によるタイムリーなニュース配信や、YouTube等を活用した動画コンテンツの発信を強力に推進し、視聴者・県民の皆様との接点拡大に努めています。
  • 系列局との共同制作番組「Do You Know!?(どーいうの)四国」による広域連携に加え、愛媛県内民放4局による合同プロジェクト「Four for えひめ Project ~テレビだからできること~」に参画・推進し、局の垣根を越えて地域の 課題解決や 魅力発信、地域活性化に寄与する取り組みを展開しています。
Nスタえひめ
Nスタえひめ
わいワイ!Friday
わいワイ!Friday
よるマチ!
よるマチ!

② 先進技術(AI)の活用による報道品質の向上とDX推進

  • 生成AIを活用した自社開発の報道支援システム「報道革命~AIを最強のデジタルデスクに~」を運用しています。(2026年 日本民間放送連盟賞 技術部門 優秀賞を受賞)
  • 情報解析や原稿作成・校閲作業などのワークフローをAIが支援・自動化することで、報道現場の作業負担を軽減するとともに、校正機能の強化による「正確で信頼性の高い報道」と、記者がより丁寧な取材や人権配慮に専念できる環境づくりを両立させています。

③ 防災・健康意識の啓発と「いのち」を守る取り組み

  • 災害発生時にはL字画面やデータ放送、Web・SNSを連動させ、防災情報をいち早く発信します。「せーのっ!×防災」「せーのっ!×健康」キャンペーンの展開や、社員の防災士資格取得を後押しし、地域全体の防災力向上に貢献しています。
  • ピンクリボン月間にあわせた「愛といのちのキャンペーン」の特別番組の制作・放送を継続し、乳がん検診の受診機会を提供するなど、県民の健康増進や早期発見・早期治療を支援する取り組みを推進しています。

④ 環境保全・SDGsの推進と地域課題の解決

  • 県内民放初となる「SDGメディア・コンパクト」に加盟・設立参加し、持続可能な社会の実現を目指した情報発信を強化しています。
  • 地域の環境保全に貢献した団体・個人を表彰する「三浦保環境賞」の継続開催や、豊かな愛媛の海や地域課題の解決を目指す「ブループロジェクト」をスタートさせるなど、メディアの枠を超えた環境・地域貢献活動を推進しています。

⑤ 地域文化・スポーツの振興と次世代・体験の場づくり

  • 県内に常設水族館がない地域事情を踏まえ、夏休みに海の生き物と触れ合える「体験型水族館イベント」を継続開催し、子どもたちの学びと体験の場を創出しています。
  • 地元スポーツチームの取材・中継に加え、高校生の挑戦を応援するプロジェクトを継続的に実施し、運動部・文化部問わず地域の未来を担う青少年の活躍と成長を全力で支援しています。

⑥ 新会社「合同会社i-Teract(アイテラクト)」の設立と教育事業への挑戦

  • 地元教育グループ等との共同出資により、2026年8月に「合同会社i-Teract(アイテラクト)」を設立いたしました。「愛媛をまるごと学びのフィールドにする」をコンセプトに、当社の映像アーカイブや情報発信力と教育ノウハウを融合させ、地域資産を活用した探究学習コンテンツの開発やスタディツアーの実施など、次世代の学びを支援する新たな教育事業に着手しています。

⑦ キャリア教育・次世代育成支援

  • 地域青少年の育成やメディアリテラシー向上を目指し、小中高校生の局見学や職場体験、アナウンサーによる出前授業等を継続的に実施しています。
  • さらに、大学生等を対象としたオープンカンパニーやインターンシップを積極的に受け入れ・開催し、放送業界やメディアの役割理解を深めるキャリア教育の場を提供することで、地域の次世代人材の育成に貢献しています。

2. 人権尊重の徹底:個人の尊厳を守る企業文化

すべての放送活動および企業活動において、基本的人権と個人の尊厳を尊重します。

① 人権方針の明確化と浸透

  • 国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」および民放連指針に準拠した「あいテレビ人権方針」を2026年3月に制定・公表し、組織全体およびパートナーの皆様と人権意識の共有を図っています。

② 健全で働きやすい環境づくりと救済メカニズム

  • 女性活躍やワーク・ライフ・バランスの推進において高い水準を満たす企業として「ひめボススーパープレミアム認証」を取得しています。誰もが生き生きと健康的に働ける環境整備を推進しています。
  • 社内相談窓口に加え、独立した専門機関である外部相談窓口を設置・運用しています。従業員のみならず、番組制作協力会社・フリーランス・出演者等の皆様も安心して相談できる体制を整えています。
  • 取材現場やイベント等におけるスタッフ・出演者の安全と健康を守るため、熱中症対策ガイドライン等の安全管理措置を実施しています。

③ 人権デュー・ディリジェンス(実態把握)の実施

  • 社内および制作現場における人権リスクや職場環境について、定期的な無記名アンケート等を通じた実態把握と是正・改善活動をスタートさせ、今後も継続的に取り組んでいきます。

3. 法令・社会規範の遵守:コンプライアンスの推進

高い倫理観を持ち、法令遵守の徹底と社会的課題の解決に取り組みます。

① 適正な放送と情報保護

  • 「日本民間放送連盟 放送基準」に準拠した番組基準を適切に運用しています。
  • 個人情報保護規定および情報セキュリティ規定等を整備し、情報の厳重な管理を徹底しています。

② コンプライアンス推進体制と啓発活動

  • 就業規則および関連内規に基づき、法令遵守や職場秩序の維持、各種リスクに対応する体制を整えています。
  • 内部通報制度(社内および外部相談窓口)の適切な運用を進めるとともに、Eラーニングや社内アナウンス等を活用した役職員へのコンプライアンス啓発に取り組んでいます。

4. 透明性の向上:経営情報の公開

皆様からの信頼に応えるため、経営の透明性を高めます。

決算・財務情報などの経営情報(電子公告)を適切に開示しています。

また、経営の透明性をより高めるため、役員体制等の会社概要につきましても順次開示内容を拡充してまいります。

5. 適切な経営体制の確立:ガバナンスの強化

適正な意思決定と、放送の適性・クオリティを担保する体制を構築しています。

① 経営の監督体制

  • 取締役会による監督機能を強化するとともに、社外役員(取締役・監査役)を登用し、客観的で透明性の高い経営監視体制を維持しています。

② 放送番組の監督体制

  • 外部有識者で構成される「放送番組審議会」を毎月開催し、いただいたご意見・提言を番組制作に反映させています。審議内容は自社番組やHP等で広く公表しています。
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