放送番組審議会

第320回あいテレビ放送番組審議会 議事録

開催日2024年 9月 3日(火)出席委員数7名
委員長森本 三義
委員山本 亜紀子(副委員長)
二神 透(副委員長)
高桑 リエ
白石 久美
中島 珠実
太田 裕之
議事
8月11日(日) 午後1時30分~2時24分放送の『ダイドーグループ日本の祭り 神を頂へ 石鎚神社お山開き大祭』について審議しました。  

審議に先立ち、局側から視聴参考番組の制作意図について、「地域の祭りを紹介して祭りに注がれるエネルギーや地域文化を継承できるよう、特に今回のお山開き大祭では、全国から信者が集う祭りの魅力や、祭り自体の精神性も伝えることができるよう企画した」と説明がありました。
その後、審議に入りましたが、放送内容に不適切な映像や問題となる表現はなく、感想や意見が中心になりました。

委員からは、
・オープニングの映像がクリアで石鎚からの眺望や自然の映像が素晴らしく感動的だった。
・聴き取りやすいナレーションで、石鎚神社やお山開きの様子についても良く理解できた。
・60年に亘ってお山開き大祭に情熱を寄せる佐伯隆典さんと、御神像奉持の担い手として育ってきた高校生、金子正真君にスポットを当てていて、まとまりのある番組になっていた。
・鎖場で御神像を背負って登っていく映像は迫力があり、臨場感溢れるものだった。
・お山開きがこんなに過酷で命がけの神事とは思わなかった。撮影スタッフの皆さんも大変だっただろうと思う。
・祭に参加している人々の人間模様が理解でき、地元に愛されている祭であることも理解できた。
・佐伯さんが最大の難所である“3の鎖”を登って御神像を頂上社に背負い上げ、「60年山に登れたという達成感はありました。」と語る姿が印象的で感動的でした。

という意見がありました。また、気になったこととして、

・立花大神輿の松波さんが、幼いころの金子君との思い出を語る場面で「陰に連れて行ってしばいたことがある」という話をしていたが、この行為をハラスメントとみる視聴者もいるのではないか。

という指摘がありました。
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