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放送番組審議会

第289回あいテレビ放送番組審議会 議事録

開催日 2021年7月 6日(火) 出席委員数 7名
委員長 三浦 征紀
委員 森本 三義(副委員長) 二神 透 白石 久美 長谷川 容子 中島 珠実
山本 亜紀子
議事

2021年6月13日(日)午前1時28分~午前2時28分放送の
『たどり着いた先に ~避難生活3652日の記憶~』 について審議しました。 


2011年の東日本大震災後に、福島県から愛媛県に避難してきた渡部寛志さん、澤上幸子さん、新妻秀一さんの3人を、被災当時の2011年から2021年まで、10年間という長期にわたって取材記録したドキュメンタリー番組であった。


委員から
・震災直後の2011年4月、愛媛大学で学んだ縁から、南相馬市の渡部寛志さん夫婦と子供2人が愛媛で農業をする目的で避難してきた。その後、10年間にわたって、愛媛と福島を行き来しながらの二重生活、子供の成長、家庭環境の変化、NPO法人「えひめ311」の立ち上げと活動。更には愛媛の若い世代に震災の様子を伝える活動を継続している姿。この一連の放送を視聴して、渡部さんの行動力と明るさ、精神力に感動した。
・愛媛出身の澤上さんの、"被災地"と"被災地ではない愛媛"の違いに対する複雑な気持ちの発言や、NPO活動への想いは、当事者でなければ分からない心情が伝わって来た。
・新妻さんの不運続きとも言える環境の変化と心情を考えると、心が痛む思いがした。
・心の問題に関わる内容が多く、取材には気遣いが必要だったと思われるが、番組内容には無理がなく最大限のこだわりは伝わってきた。これも取材相手と取材記者に信頼関係の繫がりが出来たからであると感じた。
・放送を視聴しているうちに、重く複雑な気持ちになるところもあったが、エンディングの澤上さん、新妻さん、渡部さんの前向きな発言でホッとした。
・落ち着いたナレーションが良かった。また、挿入曲の選択も良かった。
・テレビ局として「誰に、何を、どのように、伝えるか」という使命感をもってテーマを絞り、時系列に編集制作したことにより、分かりやすく伝わってくる素晴らしい放送であった。
・今回の放送により「映像と言葉で伝える」ということ、「将来のために記録として残す」ことの大切さを痛感した。
・愛媛で生活基盤を築いた避難者も取り上げて欲しかった。
・見ごたえのある良い番組であったのに、放送時間帯が深夜で、視聴者にとっては視聴し難かったのは残念であった。 

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