放送番組審議会
第285回あいテレビ放送番組審議会 議事録
開催日 |
2021年3月 2日(火) |
出席委員数 |
7名 |
委員長 |
三浦 征紀 |
委員 |
森本 三義(副委員長) 二神 透 白石 久美 長谷川 容子 中島 珠実 山本 亜紀子 |
議事 |
2020年12月29日(土)午後2時30分~午後3時24分放送の 『夢の栗 ふるさと・石畳をつなぐ』 について審議しました。
今回の番組は、内子町の過疎化と農業の衰退を案じ、"地域を未来につなぐ"という考えで、 栗の産地である石畳地区に「石畳つなぐプロジェクト」を立ち上げ、『石畳栗』のブランド化を目指していて、生産から販売までの様子を取材した番組であった。
委員から ・タイトルと内容がマッチしていて良かったように思う。 ・オープニング部分での石畳地域の紹介に始まり、プロジェクトの概要、栗の栽培方法の改善、携わる農家の理解と協力、販路拡大のための努力の様子などを、丁寧に取材し時系列に編集して、分かりやすい放送であった。 ・プロジェクトの責任者寶泉社長に共感して、活発に栽培方法の指導から商品開発まで活躍する山田さん、栽培農家の福本さん、ケーキ屋の橘さんたちの積極的な姿を描き、プロジェクトに対する思いが伝わる内容で、視聴者に感動を与えると共に、応援にもなる有意義な放送であった。 ・取材対象者を絞り込んでいて、分かりやすかった。 ・栗が落ちる瞬間の映像が見られて感動した。 ・美しい映像、ナレーションが放送内容とマッチして聞き取りやすかった。 ・今後も、取材を継続して、地域再生と活性化の進捗の様子を放送して欲しい。 ・少子高齢化、農業離れによる過疎化について、数値で表して欲しかった。 ・"完熟栗"と"石畳栗"、"内子町栗"の違いについて、定義が分かり難かった。 ・特定の人物の思いが出過ぎて、多弁的になっていたようなところが気になった。言葉よりも、表情や映像の方が伝わることもあると思う。 ・クラウドファンディングの様子と返礼について、もう少し詳しく知りたかった ・石畳地域が内子町のどの辺りなのか、もっと分かりやすい地図があれば良かった。 ・固有名詞や地名など、分かり難い表記には「ふりがな」があると良いのではないか。 ・最近の番組では、タイトルが番組の冒頭に出ないで、暫くしてから出ることが多い。最初にタイトルが出る方が分かりやすいのではないか。 という感想と意見がありました。
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