放送番組審議会

第314回あいテレビ放送番組審議会 議事録

開催日2024年2月 6日(火)出席委員数8名
委員長三浦 征紀
委員森本 三義(副委員長) 山本 亜紀子(副委員長)
二神 透 高桑 リエ 白石 久美 中島 珠実  太田 裕之
議事
①12月29日(金) 午後3時30分~4時24分放送の
 『ヒール ~介助犬と生きる~』について審議しました。
各委員から以下のような感想と意見がありました。
・「介助犬としての使命と役割」、「犬への接し方や理解」、
 「介助犬は国内に58頭いて愛媛県には1頭いること」、
 「新しい犬の訓練期間や費用」、「公的機関の補助」、
 「老化した犬の最期」など、一般的には知り得ない介助犬に関する内容を
 細部にわたって取材していて、分かりやすい放送内容だった。
・介助犬と生活する女性、妻鳥和恵さんの仕事や日常生活の様子が、時系列を
 追って紹介されており、彼女にとって介助犬がいかに必要かを理解できた。
・オープニングのインタビューで、穏やかに語り掛けるアナウンサーの印象が
 良かった。
・介助犬と妻鳥さんの信頼関係、あらゆることに頑張っている妻鳥さんの姿に
 感動した。
・老犬となり、一線を退いてペットとして他県に引き取られる別れの場面では
 もらい泣きをした。
・6年間の長期にわたって取材し、介助犬の一生をドラマのように編集・表現
 しており、取材力と番組制作に対する取り組み方が素晴らしかった。
・全国で介助犬を必要とする人数と、現在活動している介助犬の数の情報の
 出典が不明確だった。
・希望者が介助犬を申請できる条件や方法などを知りたかった。
・介助犬が立ち入ることができる施設の説明に誤解を与えかねない表現があった
 のではないか。
・今回の放送により、介助犬の存在と役割が一般社会の方に理解される啓発の
 一端になったのではないかと思う。今後もこのような深い内容の番組制作に
 積極的に取り組んで欲しい。
②「日本民間放送連盟 放送基準」が一部改正されることに伴って、
 「あいテレビ 放送基準」の変更について諮問され、「妥当である」との答申が
 ありました。放送基準の変更は2024年4月1日に施行されます。
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