高橋浩由の「スポーツ素敵に隠し味」

2013年06月03日(月)

サイクリストの神!?

梅雨入り前の週末、

「とびしま海道」へ

五月晴れの走り収めをしてきました。

 

吸い寄せられるようにたどり着いたのは

この神社。

s-a.jpg

 

ここは広島県の「大崎下島」の「御手洗地区」にある

「天満神社」。

 

s-b.jpg

なぜここなのか。

それは自転車こぎたるもの

一度は触れておかねばならない人物がいたのだった。

 

s-d.jpg  

 

「中村春吉」

日本人で初めて、 自転車で世界一周をした人なのだ。

 

1902年から、中国、東南アジア、インド、

中近東、ヨーロッパ、アメリカを

1年間かけて回ったという。

 

 

s-c.jpg

 

へ~っ。

でも、このあとなぜか・・・

 

私の自転車、後輪がパンクした。

境内入口のわずか2段の石段の角で。

理由不明・・・

シューッって。なぜ・・・

中村さん怒らせた?

 

s-e.jpg

 

とびしま海道、この日は快晴。

岡村島~大崎下島~豊島~下蒲刈島~上蒲刈島と

次々に橋を渡って、

最後にスカイブルーの安芸灘大橋を渡って

本州にゴール。

s-f.jpg

 

S記者とともに、愉快な50キロでした。

 

今やすっかり梅雨入りです。

 

 

 

 

 

 

 

2013年05月29日(水)

ガンバ大阪を支えるもの

ガンバ大阪が来て

ニンジニアスタジアムに1万人が集まって

駐車場が混んで

濃密な半日が過ぎた。

 

90分の試合時間はもちろん

試合前後における碧いうねり全体が

橙色文化を刺激し続けた。

 

s-ガンバ1 IMAG1001.jpg

 

電光掲示板側、ガンバサポーター席への通路。

この横断幕を選手が見ることはない。

サポーターが自らに課したテーマ・・・

 

声を枯らし、旗を振る、跳ねるだけでなく

時に選手を叱咤激励するために

「鬼」になる決意を固めるのだろう。

 

チーム愛―

 

s-ガンバ2 IMAG1005.jpg

 

試合開始1時間前のガンバのゴール裏。

静かだが、熱い。

 

 

 

 

2013年05月16日(木)

ヒルクライム ~初夏編~

新緑の季節ですね。

 

こちらは、西日本最高峰「石鎚山」へ向かう爽快な道。

 

石鎚スカイラインです。

 

s-あ IMAG0643.jpg 

 

 

 

自転車で走ると、爽快さは何倍にもなりますよ。

 

 

s-い IMAG0646.jpg

 

 

辿り着いた所は、

石鎚山登山道入口にある「土小屋」。

標高1492メートル。

ずばり「いよのくに」...覚えやすいですね。

 

 

s-う IMAG0628.jpg

 

 

空気もピリッとするなか、

初夏の日差しを浴びてのヒルクライム。

苦しいながらも、達成感は最高でした。

 

 

 

2013年05月15日(水)

猛虎打線を支える「105番」

プロ野球四国初の3連戦。

 

こちらはJR市坪駅の様子です。

通称「の・ボール駅」

もちろん正岡子規にちなんでのものですが、

小さな駅が大混雑!

 

それでも、なにか嬉しくなる光景でした。

 

s-あ IMAG0820.jpg

 

それにしても、

「強い阪神」の勢いそのままの3日間でしたね。

 

メッセンジャーの完封劇にうなり、

岩村明憲の4三振に人生を感じ、

鳥谷のシュアな打撃に基本の大切さを噛みしめ、

筒井和也の成長ぶりに目を細め

バレンティンの規格外のパワーに圧倒され

新井の豪快な一発に松山との相性の良さを再確認しました。

 

そんな中・・・

試合前のマウンドで「めった打ち」にあっている

投手がひとり・・・

 

s-い IMAG0831.jpg

 

 

背番号は「105」番。

阪神のバッティング練習で打撃投手を務めていたのが

 

 

「小山内大和さん」

 

 

元愛媛マンダリンパイレーツのピッチャーです。

 

2005年から3シーズンプレーし、

抜群の制球力と90キロ台のスローカーブを駆使しながら

バッターを手玉に取っていた姿は痛快そのものでした。

 

一見、「寡黙」に見えるその佇まいも

「芯の強さ」の裏返しで、

愛媛を離れた後も、富山サンダーバーズで現役を続け、

2008年には、北陸の独立リーグ「BCリーグ」で

最優秀防御率、最多勝、シーズンMVPにも選ばれるなど

自身の信念に基づき投球術に磨きをかけていたと聞きます。

 

翌年までプレーし、

2010年から阪神の打撃投手に転身した

小山内大和投手。

 

NPB選手という夢は叶わなかったものの

今、「猛虎打線」を間違いなく支えている「105番」は

以前にも増して、

投球フォームが大きく、大きく見えました。

 

 

「最近、パイレーツはどうですか?」

 

―みんな頑張ってるよ。

 

「来年、10年目ですね」

 

 そう一言つぶやいた「大和さん」は

ネット越しに、クールに微笑んでいました。

 

 

2013年05月01日(水)

最強男復活!村上幸史

本当に驚いた。

正直ピークを過ぎたと思っていた。

とんでもなかった。

 

そんな思いを抱えながら

コーチの浜元一馬さんに話をお聞きした。

 

とても嬉しそうだった。

私も嬉しかった。

 

「85m96」

 

ついに村上幸史選手が85メートルの壁を越えた。

これまで費やしてきた気の遠くなるような時間全てが

報われた瞬間だっただろう。

 

ロンドンオリンピックでは

屈辱の予選落ちどころか

ディーン元気というアップカマーの

引き立て役にも甘んじた。

 

しかし村上選手は常々語っている。

 

「やり投げは単純。ルールも単純。強い者が勝つ。

 そんなやり投げが僕は大好きですからね」

 

 

浜元コーチに尋ねた。

―なぜ記録が出たんですか

 

「生活が規則正しくなったんですよ」

 

聞けば、村上選手はこの春から

母校、日本大学文理学部の准教授として

教壇に立っているという。

 

「火曜日から金曜日までに9コマ持っとるんですよ。

 だから練習時間が減った分、練習の質を高めていると

 本人も言ってました。

 それが良かったんじゃないですかね」

 

そしてさらに・・・

 

「周りの関係者みんなが『リラックスしてたのがよかった』  

 と話しとるんですよ。

 私が朝見たときは、80m位だと思ったんですがね」 

 

 

 

2013年4月29日。

陸上の織田記念国際、男子やり投げで

上島町生名島出身、村上幸史選手が

日本歴代2位の記録で優勝。

 

3投目に描かれた放物線は、

自己ベスト更新の「85m96」

 

周囲の雑音などよそに、粛々と準備を進めてきた村上。

その静かなる闘志と執念を

今、彼の目の前に座る学生たちは肌で学んでいる。

 

 

「継続は力なり」

 

 

s-IMAG0597.jpg

 

(この当時の自己ベストは83m10

 この大会では国内ベストの82m41で2位...)

 

 

 

私もブログを引退したわけではなかった・・・

 

2013年02月01日(金)

「言葉の力」

昔、小学校のどこのクラスにもいた「いじめっ子」。

 

とは言っても、今の時代の「いじめ」とは違い

 

いわゆる「ちょっかい」を出してくるようなものですが、

 

なぜ「手」を出してしまうのか―

 

 

その主な原因のひとつには、

 

「うまく思いを伝えられない」ことがあったように記憶しています。

 

 

伝えたいことがあるのに、うまく言えない!

 

あ~、もう、こっちを向いてくれッ!

 

'バシッ'

 

 

******************************

 

柔道女子日本代表の園田隆二監督。

 

 

トップ選手15人から暴力行為などで告発されましたが、

 

今回の記者会見で、園田氏が言った「一方的な信頼関係」。

 

そこから察するに、やはり今も昔も鍵を握っているのは

 

「言葉」なのではないでしょうか。

 

 

選手に気合を入れる。奮起させる。奮い立たせる。

そのために・・・

ここから先を「殴る」かわりに「言葉をかける」。

 

殴って強くしてきた指導者と殴られて強くなってきた選手。

痛いとか、手っ取り早いとか、わかりやすいとか、

その「利用価値」は確かに色々あったと思います。

 

それを今度は「言葉」に置き換えてみてはどうでしょう。

 

 

相手を奮い立たせる言葉。

きっと1人1人、響く言葉は違うでしょう。

ボキャブラリーもたくさん用意する必要が出てくるでしょう。

その手の専門家やアドバイザー、あるいは心理カウンセラーなども

もっと日常的に必要になってくるかもしれません。

でも時代がそうなら、その土俵でまた勝負したらいいんです。

 

 

1人の指導者がなんでもカバーできれば最高でしょうが、

複数の「指導者チーム」という形もありでしょう。

どんどん変えてみたらいいんです。

 

 

 

そして、全ては社会に繋がっています。

 

かつて「体育会系」が一流企業に重宝されました。

へこたれることなく頑張る底力に期待が集まりました。

そういう根性が企業にも求められました。

 

 

今の社会に求められる人物像・・・

 

どうでしょう。

変わってきていますよね。

 

 

「言葉の暴力」

 

 

これだって、実際今の時代でも

言われれば相当厳しく、へこみますよね。

 

でも「暴力」よりはいい。

 

落としどころはそのあたりなのかもしれませんね。

 

 

 

同じ時代を生き、違う立場ながら「勝利」という同じ目的に向かう。

 

育てられ方が時代を反映しているのは当然で、

 

だから社会と共に変わっていくのも当然なのでしょう。

 

 

好き嫌いは別として―

 

 

s-日の出 IMAG1765.jpg

 

 

 

 

2013年01月16日(水)

きっかけは「歌会始の儀」

きょう「歌会始の儀」のニュースを見ました。

 

短歌の語尾を「なが~く」伸ばして読み上げるのを聞いて

 よく息が続くな~と感心していると

  ブログを更新する機会は今だと思い立ちました。

 

s-初日の出.jpg

(from wake-beach ) 

 

初日の出を見て、あっちこっちで自転車こいでいたら~

 

s-IMAG1847.jpg

 

(@多々羅しまなみ公園)

 

 

s-IMAG1899.jpg  玉川.jpg

 

(@玉川湖)

 

あっという間に1月も中旬になってしまいましたが~

 

なにか書き始めなければ、始まらないと思いながらも

 日々、起きる出来事のひとつひとつに

  瞬間反応だけする癖がついていて~

 

まとまった分量で自分の考えていることを表現することが

 すっかり苦手になっているのはなぜかと思案すれば

  やはりFB、フェイスブックのためなのか...と

   言い訳をしてみるのですが~

 

それ以上に新年早々、日々、世界では

 多種多様なことが起きていて目を奪われているうちに

  もう次の話に移っているという在り様で~

 

そのスピードについていけないな~

 などと言ってはいられず、よ~しそれなら、

  周回遅れも先頭だ!などと強引な理論で

   とにかく文を書くことにした次第であります!

 

 

さて、愛媛のスポーツ界も動き始めています。

愛媛FCは先日、新入団選手の発表会見を開きました。

そして石丸監督が掲げた今季のスローガンは「一丸」。

略せば「石丸一丸」とは、これ覚えやすい!と感心していたら

サンフレッチェ広島と偶然同じだそうで、

日本一のチームと同じスローガンも志高くてよいではないかと

新監督、スタッフの本気度を垣間見た気がいたしました。

 

s-IMAG1942.jpg FC.jpg

 

 

中盤から前がごっそりいなくなり

不安もどんどん膨らみますが

ここからどんなチームが出来るのか

期待もどんどん膨らみます。

 

日本代表、世界へと大いなる夢と希望を抱く若い選手たちが

日本各地から、今、愛媛に集まり、

私たちと同じ空気を吸って頑張っている!

 

それだけで、私などは

 新たな1年を乗り切るエネルギーを

  もらえたような気がしています~~~

 

 

その3日前―

北条の人工芝グラウンドで行われた初練習。

振り返れば、陽光きらめく瀬戸内の海が

そこには眩しく広がっていました。

2012年11月27日(火)

曇り空の向こうに広がる「花園」

その若者たちは、

この人を高く高く空へと差し上げるために

日々、鍛え続けてきたのかもしれない。

 

県立高校の三島を率いて「12年目」の野本聡監督jは

「8年連続」で決勝進出を果たし

「2度」花園の芝を踏んだ。

 

しかし1度目、06年決勝の相手は「新田」。

09年2度目の決勝の相手は「松山聖陵」。

「北条」には決勝戦で3連敗を喫していた。

 

いいチームなのに最後でトライが取りきれない

なぜなんだろう・・・

北条との4度目の決勝対決を前に

野本監督は確固たる答えを見いだせない状態が続いていた。

ただ、今年の三島フィフティーンには

「優勝するんだ」という目的意識とプランだけは

くっきりと明確だった。

 

VTRでその瞬間を止めると、よくわかる。

1トライをあげ、5対0とリードして迎えた「前半27分」、

相手陣内でペナルティを誘った瞬間、

画面に映る黄色いジャージの全員が

ほぼ同時にゴールポストを指さした。

 

それは、「後半8分」、そして「試合終了1分前」でも変わりなく、

キャプテン渡邊純也は、精密機械のように

楕円球をポスト間に放り込んでいった。

 

19対0の完封勝利。

FW力で接点を制し、セットプレーを安定させ、

そしてタックルを繰り返し、キックを決めた。

 

「長い3年間でした・・・」

そう振り返った野本監督は

まもなく、教え子たちの本当の力を

身を持って知ることになった。

 

秋の空をいつまでも、いつまでも見つめながら・・・

 

s-三島優勝.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年10月10日(水)

坂の上の「声」

何か憧れはあるけど近寄り難い。

 

ずっとそんな感じ。

 

でも思い立ってから早いのは

 

やはりいつものこと。

 

 

 

「亀老山展望公園」

 

 

 

それは今治から来島海峡大橋を渡って最初の島、

  

「大島」にある展望台。

 

そこまで坂道を上る。「自転車で」

 

s-老3.jpg

 

 

 

 

上りきれた。

 

 

 

 

 

 

s-s-亀.jpg

 

 

トータル4キロ

 

このうち坂が2.6キロ

 

平均勾配9%超の 「激坂」だった。

 

 

サングラスの内側に汗がポタポタ...

 

もう無理だと思った。

 

すると坂の上からきた「風」が

 

 

「頑張って~!」

 

 

 

同じ苦しみを味わった者の言葉―。

 

 眼下に広がる風景が

  

初めて自分の体に染み込んだ。

 

 

 

 

s-s-亀2.jpg

 

 

2012年09月27日(木)

オレンジの風

 

空がきれいだな~と思った。

もう秋だ。

 

2月にチームがスタートして8ヶ月。

愛媛マンダリンパイレーツは「後期優勝」

 

星野おさむ監督は

もっともっと高くと囃し立てる澄み切った青空に美しく舞った。

 

s-優勝1.jpg

 

愛媛銀行グラウンドがいつもと違う場所に見える。

なぜなら、みんな「笑顔」

 

いつもは選手と監督コーチだけ。

正確には「総監督」と呼ばれる常連さんと熱心な女性ファンもいるが

吹き抜ける風は熱くてきつい。

 

「やれって言ったらやれっ!」

「なにしに来てんだここに!」

「お前の引退試合、いつにする?知り合いを呼んどけ!」

 

s-優勝4.jpg

 

危機感と、憎悪と、開き直りと決断と・・・

そんなものが「そこ」にはいつも渦巻いていた。

薄い氷の上を渡りきるには

足元が割れる前に次ぎの一歩を踏み出すしかない。

ぼんやりした夢を、とろんとした目で眺めていると「パリン」といく。

 

練習は裏切らない。

そんな甘いものではない。

だからもっとやる。

でも結果なんか出ない。

結果を出せるチャンスがあるならまだいい。

それすら掴めない選手もいる。

でも止まると「パリン」

そうやって、来る日も来る日も・・・

 

好きだなあ、みんな野球が。

 

9月25日、高知球場で行われた愛媛の後期最終戦。

愛媛が10対2で高知に大勝した。

選手ひとりひとりが「役割」を果たした充実の一戦だった。

 

その試合後―

 

s-優勝3.jpg

 

ロッカールーム前の通路には、両軍選手達の笑顔が。

1年間、「敵」とはいえ、見ず知らずの四国にやってきて

夢を追いかけ切磋琢磨した、かけがえのない「仲間」。

互いの健闘を称えあう姿は心に染みる。

 

シーズンが終われば、それぞれの道が待っている。

「一生の別れ」

大げさかもしれないが、事実かもしれない。

 

四国アイランドリーグプラスにいる約100人の若者たち。

そんななか、もう少しだけ

同じメンバーで野球ができるという勲章を掴んだ

「愛媛」と「香川」の選手達。

 

肉体と頭脳と策略と心と。

さあ、どっちがどれだけ野球好きか―

 

日本初の独立リーグ、8回目の王者決定戦。

碧く高い秋の空に、まもなく「オレンジの風」が吹き荒れる。

 

 

チャンピオンシップ 愛媛MPvs香川OG

9月29日(土)マドンナスタジアム 午後1時開始。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アナウンサールームトップに戻る

プロフィール

最近の記事

月別アーカイブ

2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年