松山聖陵 センバツ初出場
「謹んでお受けいたします」
午後3時37分、渡部正治校長が受話器をとった。
短いやりとりを終えると、静かに受話器を置いた。
第90回選抜高校野球大会。
松山聖陵野球部の初出場が決まった
吉報は直後、校長から聖陵ナインに伝えられた。 そして冷たい北風の中、荷川取監督が3度宙に舞い、
眞栄城キャプテンは5回宙に舞った。
そして3人目は、マネージャーの田辺飛雄馬選手。
いいなあ、高校野球は
その後、新聞各社の写真撮影が始まり
テレビ各社のインタビュー。
甲子園初勝利を目指します」
見守る在校生や教職員、刺激を受けるラグビー部員。
学校内は華やかな雰囲気に包まれ 松山市久万ノ台の小高い丘の上には 確かに一足早く春が訪れた。 いいなあ、甲子園は これから次々にやってくる初めての体験。 そのたびに成長していく選手達。 きょうはきのうと違い、あしたはきょうより素晴らしい。 こうして甲子園に、とんでもないドラマが生まれる。 3月23日、甲子園に全国36校が集いセンバツが始まる。 初出場は10校。 その一つが「松山聖陵」だ。
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