銀輪通信 ~ツール・ド・にし阿波編~
先月、梅雨入り前の「根性試し」
毎年恒例、ツールドにし阿波に参加してきました。
徳島県三好市池田町の吉野川運動公園を午前7時にスタート。
高知県大豊町をかすめて、左に折れて、
平均勾配5.1%の登り18キロをこなして・・・ふう(-_-;) 標高1123mの「京柱峠」へ。
そこから一度下って、三好市東祖谷からは・・・
平均勾配8.3%の激坂を12キロ登れば~ ふう・・・(-_-;)
泣く子もだまる、標高1519mの「落合峠」へ。
あとはダッと下りまくって、下った勢いで標高1021mの「桟敷峠」をこなして
さらに下れば吉野川へ再合流。
そして最後は向かい風に削られながら川沿い20キロの旅・・・
という過酷なコースを、知らずに走った1回目。
知ってて、走った2回目。
懲りずに走った今回の3回目。
実は最も大変だったのは、今回でした・・・でも、ちょっと違う意味で。
京柱峠に向かう坂の途中、まさかの「楽者」・・・、
あっ、いえ、 「落車」してしまったのです(-_-;)
上りが一瞬緩んだ時に、ちょっと力んでペダルを踏んだら
直角左カーブを曲がりきれずにスライディング~
高校野球時代と同様、左足を下にザザーッ
サイクルパンツには穴が開き、中から赤い地肌が・・・
さらにジャージは擦り切れ、
ゼッケンについてたエイドステーション2回分のチケットも吹き飛びました。
でも、後続車の「大丈夫ですか~?」の声にも笑顔で答え、
気合で立ち上がり、再びコースへ戻った次第でありました。
でも、スポーツ界での「あるある」に、
アクシンデントによって、かえって緊張が吹き飛び、集中力が増した
というのはよく聞くこと・・・。
私もそんな感じで、その後は脚の痛みの方が先行し、
坂の厳しさはあまり感じませんでした。
(でも今考えると、意識朦朧としてたのかも・・・)
でも、なんとか無事に「落合峠」を制することができました。
このあたりは、下界と植生が違いますね。
あとはひたすら下りのオンパレード。
途中、コーナーにつっこみ直立している自転車も視界に飛び込んできましたが、
みなさん、ヒルクライムは絶対に、下りこそ集中しましょうね。
ツールドにし阿波 チャンピオンCコース
データ:距離130キロ 獲得標高2644m
自然豊かでダイナミックな四国山地を
全身で堪能できるこの大会。
素晴らしいコースですよ~(^o^)/
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