高橋浩由の「スポーツ素敵に隠し味」

2012年8月30日(木)

足りないもの

東京六大学野球で万年最下位といえば

天下の「東京大学」。

 

選手名簿を見れば出身校は、

灘、開成、筑駒、武蔵、日比谷・・・

ちなみにキャプテンは高知の土佐高出身。

 

甲子園を沸かせた選手が顔を揃える

他大学との実力差は歴然だ。

 

でもそこに悲壮感は全くない。

常にチャレンジャーの立場にいることを

誇りにさえ感じている(はず)。

 

それはなぜか―

 

「神宮球場の雰囲気が素晴らしいから」と選手達。

 

それはなぜか―

 

「応援」である。

 

応援するしかないほど「弱い」のである。

だから応援する人たちの必死度はものすごく高い。

 

球場でリードするのは「東京大学運動会応援部」。

 

かつてその団長がこのようなことを言っていた。

 

「チームが弱いからこそ、僕たちが必要なんです。

  

  しかも、もし勝ったりすれば、

    

     それは「応援の力」だと言えますから・・・」

 

 

 

s-ニンスタ秋の空.jpg

 

 

今、愛媛FCがとっても苦しんでいる。

 

 

10試合白星から遠ざかり、

J2、22チーム中18位に甘んじている。

 

気合が足りない、スタミナが足りない、精度が足りない・・・

もう「足りないもの」は出尽くした。

 

 

でも、本当に足りないのは「応援の力」だったりして・・・

 

s-ニンスタ 応援.jpg

 

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