高橋浩由の「スポーツ素敵に隠し味」

2012年8月21日(火)

銀座沸騰は8年後への「表現」

松山市民全員集合!

 

などということはあり得ないが、

もしそんなことが起きると・・・

きのうのような光景になるのかも。

 

松山市の人口51万人。

それとほぼ同じ数、「50万」の人間がきのう銀座に押し寄せた。

 

それはまさに史上最多38個のメダルを獲得した

ロンドンオリンピックの盛り上がりを象徴する光景だった。

 

そしてオープンカーでメダリストたちを先導したのは

上島町出身の「村上幸史」選手。

メダルはないものの「人間らしい」がむしゃらな姿で

堂々と主将を務めた。

 

そしてバスの2号車右から3番目は

柔道男子73キロ級で銀メダルを獲得した

松山市出身、「中矢 力」選手。

全身で喜びを表現していた。

 

 

それにしてもオリンピックは体力勝負。

国民に等しくかけられた「時差」という負荷の中、

テレビ観戦してから寝るのか、寝てから録画で観戦するのか。

 

夏休みの子供たちも同様だ。

遊んでから宿題か、宿題してから勉強するのかは大きな悩み。

そこに五輪が加わったのだから大騒ぎだったろう。

 

それにしても50万人―

日本オリンピック委員会ではこの歴史的な光景を

2020年東京オリンピック誘致の切り札にしたい考えだ。

 

 

その「東京オリンピック」。

58年前、1964年開催時のポスターやパンフレット、

プログラムやバッジなども並ぶ展示会が

愛媛県生涯学習センターで開かれている。

 

 

 

s-五輪展示.jpg

(「愛媛とオリンピック」より)

 

実はそこで目を引いたパネルがこちら。

 

s-五輪芸術.jpg 

 

「美術部門」と「芸能部門」?

 

 

実はこれ、東京オリンピックの開催時、

同時期に行われていた「芸術展示」という公式プログラムの内容。

 

 

見れば、上野の東京国立博物館では「古美術」。

「近代美術」は京橋の国立近代美術館。

銀座の松屋では日本最高の作家58人よる「写真展」。

大手町の逓信総合博物館では「スポーツ郵便切手」の展示。

 

 

ほかにも歌舞伎座では「歌舞伎」を。

有楽町の芸術座では「人形浄瑠璃」。

また「雅楽講演」は宮内庁楽部舞台。

そのほか新橋演舞場では「古典舞踊」と盛りだくさんだ。

 

 

実は、1912年のストックホルム大会から

「建築」「彫刻」「絵画」「文学」「音楽」の5部門が

芸術競技となり実施されていて、

 

それは近代オリンピックの父、クーベルタンが

古代オリンピックにならい「スポーツ」と「芸術」の両方を

オリンピックに取り入れたいと考えていたからだという。

 

その点からみてもオリンピックは

人類の「表現の場」として、大きな役割を果たしてきた。

 

 

ただ・・・

 

サッカー銅メダル決定戦、日韓戦の試合後の「パク・ジョンウ」。

 

聖地であるピッチ上を

 

「領土問題パフォーマンス」の「表現の場」に選んだのは

 

サッカー選手としてあまりにも寂しくはなかったか。

 

 

s-五輪展示 東京.jpg 

 

 

2020年東京オリンピック―。

 

実現すれば、世界の「ビックリ人間たち」が繰り広げる

圧巻のパフォーマンスを目の当たりにできる。

 

その時、私たち日本人は

どんな「表現」を世界に発信するのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

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