高橋浩由の「スポーツ素敵に隠し味」

2012年7月23日(月)

「象徴」  ~2012夏 混戦の愛媛~

拍子抜けするほどロッカールームは静かだった。

とても第1シードを破る金星をあげた直後とは思えない。

選手達は全く浮かれることなく、粛々とバッグや道具を片付けていた。

 

約10分前。

宇和島東を破った丹原。

2時間22分の試合は4対0。

第1シードに何もさせなかった。

 

現実を受け入れられず

崩れ落ちるように座り込む牛鬼ナイン。

まさかの「初戦敗退劇」だった。

 

 

s-宇和島東ナイン.jpg 

 

一方、勝利の立役者は、小笠原嵩投手。

2年生のサウスポーだ。

見事な、147球5安打完封劇。

 

なぜ?

 

いくつかのポイントが浮かんでくる。

最たるものは、打者の外角低めを丁寧に突くピッチング。

こだわりと精度は高校生レベルを越える。

 

そしてもうひとつのポイントは、

「点を取ったら点をやらない」

 

2点目をあげた直後の3回ウラ、

小笠原投手は宇和島東のクリーンアップを三者凡退。

 

また中盤6回、味方が2点を追加した直後の6回ウラも、

ランナーを2塁に背負いはするが無失点。

 

加えれば、7回表、宇和島東のエース中川が

リリーフ登板しビシッと3人斬りした直後の7回ウラも

宇和島東の1番2番3番を三者凡退。

流れが傾く隙を全く与えなかった。

 

夏をきっかけに大きく成長していく選手は必ずいる。

小笠原嵩投手。

まだ2年生。

要注目投手の登場だ。

 

2回戦 丹原4-0宇和島東(第1シード)

 

s-丹原ナイン.jpg

(スタンドに金星の報告をする丹原ナイン)

 

 

 

 

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