高橋浩由の「スポーツ素敵に隠し味」

2012年02月01日(水)

「無」

「無」

 

この文字の意味は何か。

「何も無い」、「空っぽ」といった否定的要素を多く含むもの。

または、「無心」、「無我」といったある種、人間の理想の境地を表すもの。

文字だけでは読みきれない深さがありますね。

 

では、「0-0」。

0から0を引いても・・・ではありません。

0対0... 試合の結果です。

つまりドロー、引き分けです。

 

この0対0という結果。どんな競技で見たことがありますか?

野球でしょうか。サッカーでしょうか。

競技によって見え方が違ってきますね。

 

先日、このスコアに出会いました。

 

「北条 対 松山工業」・・・そう、ラグビーでした。

 

s-新人戦準決勝1.jpg

 

ラグビーのスコアレスドローとは一体・・・

 

高校ラグビー新人大会「準決勝」。

去年、花園に出場し、今大会も第1シードの「北条」と

旧チームはベスト4ながら急激に力をつけてきた「松山工業」の対戦。

スタンドには早くも秋の花園予選を見据えたOBや関係者らが

鼻息荒く声援を送りました。

 

s-新人戦準決勝2.jpg 

 

そしてキックオフ。

 

すると、25分ハーフの50分間はあっという間でした。

 

スキルの高い「北条」は素早いパス回しでボールを支配。

FW、BK一体となった連続攻撃を見せます。

 

しかし「松山工業」の出足鋭く「痛い」タックルが炸裂。

オフサイドギリギリのロケットスタートタックルで

北条の多彩なアタックに耐えます。

 

おそらく新チームになって最初の大一番。

想像以上の「圧」を感じながらも

両チームの選手たちの意地とプライドは最後まで火花を散らし続け、

つんのめるようにノーサイドの時を迎えました。

 

結果は、前後半通じてノートライ、ノーゴールの

 

北条0―0松山工

 

その後の抽選の結果、軍配は北条に上がりましたが

その濃密なファイトには、

「スコアを越えた意味」が十分に織り込まれていました。

 

 

決勝は2月5日() 北条vs三島

 

去年の花園予選決勝と同じカードです。

 

 

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