「1トライ差」
全国高校ラグビー大会1回戦。
1トライを奪えなかった北条。
1トライを奪った関商工。
60分間戦ってその差はわずかに5点。
実に惜しいが北条は初戦敗退に終わった。
後半にはトライまで1メートルに迫った時間もあり
あの時、あの瞬間・・・と
いくらでも勝敗の分かれ目と思える場面が
選手たちの脳裏にはよぎっていることだろう。
ただ終盤、感情のままにプレーしたくなるのを抑えこみ、
冷静さを保ちながら、徹底して味方を生かすための捨石になろうと
体を張り続けたプレーは
臙脂色に染まったスタンドを揺さぶり続けた。
そして試合後、肩を落としながら、
応援団を最後まで見送り続けた北条フィフティーン。
その姿に、「後輩たち」の心が動かないはずはない。
全国高校ラグビー大会1回戦
北条0-5関商工(岐阜)
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