高橋浩由の「スポーツ素敵に隠し味」

2011年12月 6日(火)

「逆転」の新田から9年

 2002年11月、花園をかけた一戦で、

下馬評を覆して高校愛媛チャンピオンに輝いたのは

「新田高校ラグビー部」。

 

当時、キャプテンだったのが「岡田正平」選手。

現在、「コカコーラウエストレッドスパークス」のナンバー8だ。

 

 

s-トップリーグ.jpg

(神戸製鋼vsコカ・コーラ  @ニンスタ)

 

 

「覚えてくれてたんですか!」

 

 

今月4日、ニンジニアスタジアムで行われたトップリーグ公式戦、

「コカ・コーラvs神戸製鋼」の試合にフル出場。

試合後のインタビューで、大男が懐かしい笑顔を見せた。

 

当時、岡田キャプテン率いる新田は花園予選の決勝、

現在リコーの「重見」、高校日本代表候補の「渡部」ら

タレント揃いの松山商業相手に、「逆転勝ち」で花園切符を手にした。

 

あれから9年―

 

今や押しも押されもせぬ強豪、帝京大学から

新田の大先輩、向井昭吾監督率いるコカコーラに入り

トップリーガー5年目。

 

ナンバー8としても期待は大きく、

この日、敗れはしたものの80分間フル出場で

かつての恩師や同級生らの喉を枯らした。

 

「僕のラグビーの基本は高校時代に培われました。

 ぜひ、今ラグビーをしている子供たちには

 基本を大切に頑張って欲しいし、

 僕もその見本となれるよう頑張っていきたいです」

 

現在、最下位に甘んじるコカ・コーラウエスト。

この日も31対12と神戸に敗れ初勝利はお預けとなった。

 

しかし闘将・向井昭吾監督の描くラグビーに

選手たちの信頼は厚く、

神戸をトライ1本に封じた後半は、

逆襲へのきっかけとなったように感じる。

9年前のあの日のように・・・。

 

 

「まだ5試合でなく、もう5試合。

 今試合に使ってもらっているこのチャンスを生かすためにも

 残り8試合、死ぬ気でやるつもりです!」

 

s-岡田正平.jpg

 

(インタビュー中の岡田選手)

 

 

 

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