「逆転」の新田から9年
下馬評を覆して高校愛媛チャンピオンに輝いたのは
「新田高校ラグビー部」。
当時、キャプテンだったのが「岡田正平」選手。
現在、「コカコーラウエストレッドスパークス」のナンバー8だ。
(神戸製鋼vsコカ・コーラ @ニンスタ)
「覚えてくれてたんですか!」
今月4日、ニンジニアスタジアムで行われたトップリーグ公式戦、
「コカ・コーラvs神戸製鋼」の試合にフル出場。
試合後のインタビューで、大男が懐かしい笑顔を見せた。
当時、岡田キャプテン率いる新田は花園予選の決勝、
現在リコーの「重見」、高校日本代表候補の「渡部」ら
タレント揃いの松山商業相手に、「逆転勝ち」で花園切符を手にした。
あれから9年―
今や押しも押されもせぬ強豪、帝京大学から
新田の大先輩、向井昭吾監督率いるコカコーラに入り
トップリーガー5年目。
ナンバー8としても期待は大きく、
この日、敗れはしたものの80分間フル出場で
かつての恩師や同級生らの喉を枯らした。
「僕のラグビーの基本は高校時代に培われました。
ぜひ、今ラグビーをしている子供たちには
基本を大切に頑張って欲しいし、
僕もその見本となれるよう頑張っていきたいです」
現在、最下位に甘んじるコカ・コーラウエスト。
この日も31対12と神戸に敗れ初勝利はお預けとなった。
しかし闘将・向井昭吾監督の描くラグビーに
選手たちの信頼は厚く、
神戸をトライ1本に封じた後半は、
逆襲へのきっかけとなったように感じる。
9年前のあの日のように・・・。
「まだ5試合でなく、もう5試合。
今試合に使ってもらっているこのチャンスを生かすためにも
残り8試合、死ぬ気でやるつもりです!」
(インタビュー中の岡田選手)
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