高橋浩由の「スポーツ素敵に隠し味」

2011年9月12日(月)

中学校の教員の嘆き・・・

先日、キャッチあい「追跡アイ」のコーナーで

来年度から始まる「中学校武道必修化」について取り上げた。

 

放送の中では、「授業の安全確保」のための

保健体育教員の指導力や武道が専門でない教員の育成状況、

各競技団体の見方などを紹介させていただいた。

 

その企画の取材中のこと。

県内南予地域の中学校の教員から聞かされたのは

「武道の必修化による、専門外の教員の苦労もあるが、

 既に、普通の部活担当者も大変なんです」という言葉。

 

どういうことか―

 

「自身の専門競技の部を担当している教員は

 楽しいだろうし、結果も出るし、評価もされる。

 しかし、専門外の部を担当した教員は大変よ。

 辛いし、結果も出ないし、休みは無いし・・・」

 

保健体育教員であれば多少専門外でも対応はできる。

しかし県内の公立中学校138校中46校では体育教員は「1人」。

多くの中学校で、スポーツとは縁のなかった教員も

スポーツ部の顧問になることは少なくない。

 

そうなると、的確な指導はなかなか難しいだろうし

ひどい場合には生徒に練習メニューだけ伝えて

グラウンドに現れなかったりすることもあるという。

 

私も中学時代の野球部を振り返れば、

確かに部長先生は野球経験ゼロの方だった。

練習が急に楽になってホッとしたものだったが

それでいいはずは全くない。

 

一番の被害者はやはり生徒である。

伸びざかりの時期に正しい指導を受けられないのは悲劇だ。

まともな指導をうけられず、部としても体をなさなければ・・・生徒は辞める。

すると地域のスポーツクラブや少年団に入ることになるが、

活動場所が遠くなってしまえば、練習は週末だけになってしまう・・・

 

学校体育と少年団との連携、そして外部指導者と教員の連携・・・

 

やはりどうすべきか―

 

中学校武道必修化を取材していたら

またこの問題に頭をめぐらせていた。

 

s-空.jpg

(県武道館の空)

 

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