不屈の男、再び
7月2日(土) 今治球場。後期開幕戦。
画面右、オレンジが愛媛マンダリンパイレーツ。
画面左、グリーンが三重スリーアローズ。
そのさらに左、画面から切れている所でビシビシミットを鳴らしていたのが
野口茂樹投手。
そう、あの野口投手です。
独立リーグでは初の愛媛での登板でした。
今治のマウンドに上がった野口投手。
この様子をほぼ正面の位置からご両親も応援。
「よくここまで投げられるようになったなと。
2度の手術、リハビリを経て...」
野口投手の父・豊範さんはそう語り目を細める。
母・宮子さんも
「自分の納得のいくまで調整していってほしい」とエールを送る。
12年前の99年、19勝7敗でリーグMVPの野口投手。
エースとして中日の優勝に貢献した。
その決め球の名は、「真っフォ」。
真っ直ぐの軌道から少し落ちる・・・そんな球だったと記憶。
この日も何球かそんなボールを見たような・・・。
12年前、冬の松山市営球場で野口投手が50球。
取材とはいえ受けた左手の感触はまだここに。
背番号は中日時代の47。
ブルペンでも47球。
不屈の男、野口茂樹。
まだやれる。
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