「新型コロナウイルス感染拡大対策の影響で」
「新型コロナウイルス感染拡大対策の影響で」
「新型コロナウイルス感染拡大対策の影響で」
ふぅ
■3月3日(火)
全国高校選抜ラグビー大会 開催中止が決定
四国代表として全国選抜大会出場が決まっていた松山聖陵ラグビー部。
晴れの舞台を失った。
結局、全国高体連管轄20以上の全競技の全国選抜大会止が決定した。
■3月4日(水)
"春のセンバツ"=選抜高校野球大会は、無観客での開催へ
但し、中止も視野に、決定は3月11日に持ち越し
(TBS Nスタ 18時14分30秒)
■3月5日(木)
愛媛マンダリンパイレーツの今治強化合宿
練習見学、試合観戦を中止の中でスタート。
(今治市営球場 正面入り口にて)
(新型コロナ対策の徹底を選手らに呼び掛ける薬師神社長)
■3月9日(月)
NPB&Jリーグ 新型コロナウイルス感染拡大対策連絡会議の第2回会議で
専門家チームは「ペナンントレースの開幕延期が望ましい」と提言
(ゴゴスマより)
結局、NPBは今月20日の開幕延期を決定。4月中の開幕を目指すことに。
Jリーグは、今月18日からのリーグ戦再開の再延期を決定。4月3日の開幕を目指すことに。
そして、"コロナ疲れ"に負けそうになり
「深呼吸の必要」を感じて―
ロードバイクでヒルクライムへ。
(松山市の夫婦山近くから 斎灘を望む)
そして気づかない内に、春はもうすぐそこまで。
里山には今年も 「黄色いせせらぎ」がゆるやかに。
(菊間町にて)
新型コロナウイルス感染拡大防止対策の影響で―
ふぅ
私は「無観客試合」を経験したことがある。
静かに球場入りし、
静かなロッカーでユニフォームに着替え、
スパイクのひもを結び、
キャッチャーミットを抱え、
薄暗い通路を通りぬけてグラウンドに出る。
目に飛び込んできたのは、誰もいないスタンド―
そして、スコアボードには、こう刻まれていた。
【あいテレビ vs テレビ高知】(^^)/
野球王国の聖地、「坊っちゃんスタジアム」で行われた
JNN系列 中四国地区屈指の好カードだ。
私たちは黒字に白の縦じまという
まるでかつての「たけし軍」のような珍しいユニフォームに身を包み、
胸に躍る「パラダイス」の名のもとに勝利を目指した。
攻撃ではバッターに「狙っていけ~」と鼻息も荒く発破をかけ、
守備では、ピッチャーを「ドンマイドンマイ!」と励ますなど、
誰彼ともなく、休みなく送られる声援は、
無人の乾いたスタンドに、銀屋根に、とても心地よく響き渡っていた。
そんなことを思い出していたのは先週の日曜日、
インターネット放送で「無観客」で行われたプロ野球のオープン戦を見ていた時だ。
「カコーン」「カシッ」「クワッ」「スコーン」
乾いた打球音がこれでもかとドーム内に響き渡る。
あ~なんという快音!
「バシッ」「ビシッ」「パシーン」「スタッ」
白球とグラブの衝突が生み出す皮の摩擦音が
巧みの技を一層引き立てている。
あ~なんという心地よさ!
そして、ヒットになり、アウトになり、オーバーフェンスが飛び出せば
あちこちから一斉に湧き上がる「地鳴り」のような選手たちの叫び声―
あ~なんということよ。
プロでもこれほどまでに声を出していたのか!
生活をかけ、家族を背負い、しのぎを削っているグラウンドで
選手たちの口から思わず飛び出す心の叫び・・・
あ~なんと生活感満載なんだろう。
美しく生臭い人間の営みよ。
「無観客試合」が、図らずしてあぶり出してくれた
プロ野球の新たな魅力、そして価値―
そして"センバツ"だ。
「無観客開催」か「中止」か―
(阪神甲子園駅前にて)
きょう運営委員会の長い話し合いの末に
日本高野連の八田英二会長が、
午後6時14分30秒に発した答えは
「無観客試合で準備を進めてもらう」
ただ、依然中止の判断も含め、開催有無の結論は、
1週間後の「3・11」に持ち越された。
(甲子園球場1塁側アルプスより)
楽しみ方はいくらでもある。
ただ、"センバツ"は高校生の部活動だ。
議論は違う次元で行われている。
ちなみに野球以外の高校スポーツ界で
同時期に行われる「全国高校選抜大会」。
こちらでは高体連管轄の競技だけでも
柔道や弓道、なぎなたなど5つの武道や
卓球、ソフトテニス、ハンドボール、ラグビーなど
5つの球技を含め、すでに「20」の競技で大会の中止が決まっている。
それでも野球だけは特別なのか―
「1995年」も「2011年」も開催されたセンバツ。
国民に届けるのは、今回も「勇気」と「感動」だけならばいいのだが。