銀輪通信 瀬戸内のハワイ~しまなみ~世界ジオパーク
年の瀬、いかがお過ごしでしょうか。
西日本豪雨の2018年でした。
その前後で、たくさんのことが大きく変化しました。
そして何気ない日常の重みが増しました。
10月、11月、12月に、長めの距離を走りました。
色々なことを考えながらペダルを回していたように感じます。
まずは「周防大島」。三津浜港からフェリーで柳井港に着き、
自走で島に入り、140キロの走行会に参加しました。
ハワイと姉妹提携している周防大島。
美しい島です。
島には海沿いの道と、山岳コースがあります。
この日は、両方一気に攻めました。
道の駅はとても賑わっていました。
「最近、変なことで話題になっておりますが・・・」と
イベントの主催者が開会式であいさつしておりました。
ここに見覚え、ありますよね。
島を後にする前に1枚。
この8時間後―
大きな船がこの橋の下を通過し、
給水管を破壊していきました。
島の断水は、実に40日に及びました。
そして次は「サイクリングしまなみ」
横山岳アナがリポーターを。
森田記者とともに、2人で同行取材しました。
4年に1度、ここは「人力のみ」通行可になります。
12月。
しまなみ海道から、最も遠い場所へ。
高知県の室戸岬です。
安芸市から、徳島の海陽町に向かって山越えをし、
後は海沿いを走って岬をまわって、安芸市に戻る140キロ。
太平洋を横目に走る自転車。
瀬戸内の多島美とは真逆、雄大な水平線が延々と続いていました。
2019年も、この地が穏やかでありますように。
そう祈りながら、走り納めた1日でした。