銀輪通信 ~仁淀ブルー~
全国800万人のサイクリングファンのみなさん
そしてこのページにたどり着かれたネットトラベラーのみなさん、
自転車乗ってますか?乗ってない?それはもったいない!
梅雨とはいえ、色濃い山の緑も川の碧さも
この時期はグッと深まって、空気の匂いも違いますよ。
そんな空気が味わえる場所を、先日、ひとっ走りしてきました。
参加したのは「仁淀ブルーライド」
「仁淀川」です。
「奇跡の清流」とも言われる仁淀川は
石鎚山に流れを発し、124キロもの長旅を経て太平洋へと注ぐ一級河川。
国交省の調べでは、全国の一級河川の水質ランキングでも「連年」の第1位だそうです。
この日のコースは135キロ。
いの町~日高村~仁淀川町~越智町~佐川町~土佐市~いの町と
仁淀川沿いから山間の町を抜け、河口で太平洋を眺めて、いの町へ戻る
ダイナミックなコースです。
早朝の仁淀川。 スタート地点は、いの町の波川公園河川敷です。
吹き流しが真横を向いてますが、そこまで風は強くありません。
軽くて丈夫な土佐和紙製ですね。
エントリーは300人。
背中のゼッケンには、出身県とニックネームを記入~
四国4県のほか、岡山、広島など中国地方からも大勢やってきてました。
仁淀川沿いは、基本的に平坦基調。平均速度25~30キロで、超快適です!
もちろん道中には、「沈下橋」。 幅は3メートルほど、柵のない一本道は
結構ドキドキします。
インスタ映え用だそうです・・・
エイドステーションは、イベントの成否のカギを握る?重要なポイント。
でも高知はやることが違います!
なんと!「酒」・・・ すごいぜ高知!?
いえいえ実は升だけ(^_^;) 安心してください、中は「水」です。
こちらは佐川町の上町地区。かつては土佐藩筆頭家老深尾氏のお膝元で、
江戸時代を通じて城下町が発展。
今も土佐酒を代表する「司牡丹酒造」の酒蔵を中心に落ち着いた佇まいの町です。
太平洋に出ました。
少し走ると、大勢のサーファーがテイクオフしていました。
そして午後3時半、無事にフィニッシュ。
仁淀川が長い時間をかけて育んできた緑と碧の深く濃い景観、
そして10万人と聞く、川のほとりで暮らす方々のおもてなしの心。
ぜひ、一度走ってみてください。
その奥深さに、間違いなく惚れますよ(^o^)/
土佐和紙の完走証は、地元の小学生による手書き!
どうもありがとう! また、行くよ!