銀輪通信 ~冬の蔵出し カレイ山編~
確か・・・前回の亀老山に上がった2週間後の寒い日でした。
新規ルート開拓をしようと、『カレイ山』を目指しました。
松山の自宅を出て、すぐに後悔しました。
北風が正面から吹き付けていました。
進みません。
でもやめられませんでした。
ただ、いつものように国道196号を海岸線に沿っていくのはやめました。
北条バイパスを右折し、笹ケ峠を上りました。
山で風がさえぎられると思ったからです。
でも、雪でした。
寒いのですぐに峠を下りました。
スピードがあがり、さらに冷えてしまいました。
今治に入ると左手が騒がしくなりました。
こんなになってたのか・・・
今治市営球場です。
改築工事は佳境を迎えてました。
ワクワクしますね
ここまでくれば、しまなみ海道まではすぐ。
起点のサンライズ糸山を横目に通過し
来島海峡大橋の上から、ある物体を捜索・・・
残念ながら、「クジラ」はみつかりませんでした。
この頃、この辺で騒ぎになってたのですが。
でも、いくら魚がうまいといっても
こんな所にクジラが出没しだしたら、船は危なくってしょうがないな・・・
向い風地獄の中では、この程度のことしか考えられません。
大島に入り、島内道路で島を縦断し2つ目の坂を越えると
いよいよ入口が見えてきました。
2.5キロ。
すぐです。
ふつうならば・・・
向い風地獄の50キロの後の2.5キロ。
そしてラスト1キロは激坂でした。
最後にこのゲートをくぐって
もうひと頑張りすると・・・
絶景が待っていました。
カレイ山展望公園から眺める瀬戸内の多島美。
北風が心地よく吹き抜けます。
展望公園にはこんな石碑もありました。
「瀬戸の水軍」 唄 鳥羽一郎
u-tube でチェックしてみてください。
で、水軍といえば「村上水軍」。
戦国時代に瀬戸内海を制した日本最大の海賊です。
その拠点として水軍城を設けたのが「能島」(国指定史跡)。
さて、どれでしょう
手前が大島、左上の大きな島が「鵜島」。
一番小さいのが「鯛崎島」。
残ったのが「能島」ですね。
500年前の話か・・・
さて、向い風地獄も、帰りは追い風~♪