銀輪通信 ~四万十南予往復編~
我が家から局まで「9キロ」
長友選手の1試合走行距離が「11キロ」
フルマラソンは「42.195キロ」
しまなみ海道の今治―尾道間が「約70キロ」
では、「167キロ」とは・・・
安楽投手の球速じゃありませんよ。
単位が違いますからね。
「四万十南予横断2リバービューライド」
先日、初開催のサイクルイベントに参加してきました。
宇和島市三間町の道の駅から高知の窪川までの往復コース。
それが、噂の「167キロ」コースでした。
午前7時の三間町は気温20度にも満たず
空気はひんやり眠くてぼんやり・・・
でも道の駅での「開会式」で
弊社宇和島支局のK記者のカメラに視線を感じ
一気に目が覚めていく私でした
(写真中央付近でカメラを回す宇和島支局のK記者さん)
開会式では両県の知事に加え、道中すべての市町長が勢ぞろいし
そのまま第1ブロックとしてスタート!
ご当地特産「巨大クラッカー」も華やかに背中を押してます。
さて、朝の日差しを正面に受けて
まずは農道ひとっ走り~
そして、しばらく走ると・・・お待ちかねの「四万十川」が登場!
国内屈指の清流を右手に平坦基調の快適ライド。
その美しい景色は、川の中をこぎたくなるほどです。
そしてなんといってもサイクリングイベントの楽しみは
「エイドステーション」ですよね。
こちらは、道の駅「四万十とおわ」の「苺アイス」。
その冷たさと自然な甘みが喉と景色に溶け込みます。
今回、エイドステーションは全部で7か所。
その充実ぶりは特筆もの!
水、スポーツドリンクにかんきつゼリーはもちろんのこと、
うどんに、キジ鍋に、じゃこてんに、シーラバーガーに南高梅に
あげればきりがないほどっ!
こいだら食べて・・・
食べたらこいで・・・
また、食べて
スタートからおよそ4時間半で
片道およそ80キロを走破し高知の窪川に到着。
そして今度は四万十川を左手に、颯爽と・・・
と行きたいところでしたが、実のところは
「あと80キロか・・・」
「ホントに戻るの?」
「なぜ戻るのか」
「泊まるべきではないか」とメンタルの弱さを露呈~
それでも待ってる家族がいるからこそ・・・
(いえ、全く放し飼い状態です)
とサイクリストは都合よく戻る理由を作るのでした。
そして無口になり・・・
やはり待っていたのは「己との闘い」
時速30キロ超で、次第に無の境地に・・・
そして高知から愛媛に入り、
一気に増えた沿道の声援に背中を押していただきながら
午後4時すぎ、なんとか三間に到着!
でも実はこの距離、一人で走り切れるはずもなく
道中は、某局のスーパーアスリートさん2人に励まして頂きながらの167キロでした。
本当に有難うございました。この場を借りて感謝申し上げます。
でも、「高橋くん 水泳できるの?」って、まさか・・・
そんなお誘いお受けすることは出来ませんよっ!