銀輪通信 ~真夏の峠~
ついに、夏本番ですね。
いかがお過ごしでしょうか。
連日の高校野球取材、そして松山フェニックスで
頭の中は野球一色です。
そんなヒートアップした頭をクールダウンさせるため
先日、山に登ろうと思い立ちました。
そうです、「自転車」です。「ヒルクライム」です!
今回選んだのは、石鎚山でもなく、亀老山でもなく、
「高縄山」です。
松山市の北条の東にそびえ、標高は986mです!
この暑いのに、そんなことをするためには
「気合」が必要です!
そこでまず向かったのは・・・
そうです。愛媛、松山が生んだ女子マラソンのオリンピアン
土佐礼子さんの記念碑です。
苦しくても、泣きながらでも、35キロからの驚異的なスパートで
たくさんの感動をくれた土佐さんの走り。
あの姿を思い出せば、自分の坂のぼりの苦しみなんて屁みたいなもの・・・
さっそくスタート地点に着きました。
なにかこの時点ですでに上り坂なんですけど・・・
上り始めてしばらくすると、道はすぐに日陰になりました。
意外とこの道、快適かも・・・
なんて呑気にキコキコ漕いでたら
どんどん標高はあがるものの
だんだん勾配はきつくなり
ぜんぜん前に進まなくなりました!
それでも・・・
松山市の近郊に、サイクリストにとって
こんな「脚応え」「踏み応え」のある坂があるなんてまさに灯台下暗し。
素直に感動しました。
道中にはこんな涼しい~所もあるんですよ。
人口の滝のようですが、轟々という音に
パンパンに張った脚とハートも癒されます。
そして・・・
到着~♪♪
約10キロの上りでしたが、初出場初登頂できました。
そしてご褒美はこちら。
素晴らしい景色に、達成感も◎
少し霞んでいますが、瀬戸内の多島美も目を楽しませてくれます。
下りの途中で久しぶりに「パンク」のおまけもついてきましたが、
愛媛のサイクルコースの奥深さをあらためてかみしめたサマーライドでした。
あ、土佐さんのこと、すっかり忘れてた・・・