初冬のサイクリングは最高です。
空気が澄んでて景色が際立って見えます。
しかも汗をかかずに快適です。
ドリンク代もかかりません。
でも、水分はしっかり取りましょう~
さてこの日のスタート地点は、「愛媛県伊予市」
なぜかと言いますと・・・
この地図は愛媛県観光物産課発行の「疾走マップ」。
えひめをサイクリングパラダイスに!のスローガンのもとに
県内おすすめ10コース + しまなみ海道
のサイクリングコースが紹介されているものなんです。
その⑤番目が「伊予灘シーサイド・がんがんチャレンジ」コース、
略して「がんチャレ」・・・でも、地図だけ見てると海沿いだしとても楽しそうなコース!
に見えるじゃありませんか・・・ ふう
とにかくスタートしました。

しまなみ海道ではおなじみのブルーラインですが
行先は「三崎港」!
しっかり目標設定されています。
ちなみに80キロ先です。

伊予市を抜けると、双海町へ。
真っ青な海を横目に
「夕やけこやけライン」を快走です。
すると・・・

馬です。
こちらは大洲市長浜町にある「南予ふれあい乗馬クラブ」。
のどかです。
そして肱川にたどり着くと・・・

「長浜の赤橋」です。
逆光で黒く見えますが、肱川あらしで有名ですね。
さらに海沿いを走り、
「ごぜが峠」を越えると「八幡浜市」。
いよいよ、日本一長い半島、「佐田岬半島」の始まりです。
(上の地図に戻って確認しましょう~)

伊方町に入りました。原発もあります。
でも目を奪われたのは、やはりこの「風車」

巨大な風車がずらっと並んでいます。
再生可能エネルギー
でも、ブン、ブン、ブンと空気を切る音には少々怖さも感じます。
道の左側で何か引っ張っている人たちが・・・

でも、止まってよく見たら人形でした。
座っている方もロープを引っ張る構えを崩さず
やる気満々です。

佐田岬半島の南側。
陽光きらめく宇和海が美しく広がっています。

そして道の駅「瀬戸町農業公園」前にくると
どこからともなく聞こえてくるのは
どこか音程の外れた「みかんの花咲く丘」。
♪♪みか~んのは~なが さ~いて~いる~」
そう!

これがメロディラインたる所以、
車が連なっていると、
まるで「輪唱」のように聞こえてきます。
あ、わかります?
そんなこんなで80キロ。
アップダウンと向かい風に
少々後悔しながらも?
無事に「三崎港」に到着しました。
穏やかな風景が広がっています。

で・・・?
三崎には電車の駅はありませんね。
はい、来た道を戻るんです。
さっきの下りは上り道、
あの時の上りは、一転してパラダイスな下り坂に~。
人生みたいなものです。
JR八幡浜駅まで戻ること40キロ。
合計120キロ。
初冬の「メロディライン」。
きっとあなたを待っています。