高橋浩由の「スポーツ素敵に隠し味」

2011年2月23日(水)

脳科学者と屏風

茂木健一郎さんにお会いした。

脳科学者が訪れたのは「白洲正子展」。

愛媛県美術館で開かれている。

 

http://www.ehime-art.jp/tenrankai/now/index.html

 

なぜ?

そう、茂木さんは白洲正子の孫、

白洲信哉さんの友人だった。

 

入場口で待つこと10分。

お付の人が来て一言。

「茂木さん、今、原稿書いてる」

 

本当だった。

脳を働かせるためにキーボードを叩き、

活性化した脳でまたキーボードを叩く。

 

そして挨拶。

普通に見えた・・・だけだった。

 

重要文化財「日月山水図屏風」の前にまっしぐら。

そして眺めること計1時間・・・。

動かない。

 

「いい絵は何時間見てもあきない。

 見た分だけ、色々なことが分かってくるから」

 

屏風とは5年ぶりの再会だという。

茂木さん続けて

 

「100円ショップでスケッチブック買って、

 自分で線を書いてみるんですよ、同じように。

 そうすると、その凄さが分かるんですよ」

 

納得。とても分かりやすい鑑賞方法。

でも今まで絵の前では気がつかなかった。

 

カメラを回してインタビュー。

「正子さんは、自分のことを信じていたと思う」

 

信じることは物を見る上でも大事なんですか

脳科学的にも・・・

 

茂木さんが笑顔になった。

2011年2月16日(水)

鹿児島キャンプ 明と暗

愛媛FCが鹿児島キャンプから帰ってきた。

 

さつま町のかぐや姫グラウンドで見た選手たちの表情は非常に良く、

バルバリッチサッカーへの信頼感を感じると同時に

ポジション獲得への熱い意欲が各選手から感じられた。

 

s-かぐや姫グラウンド.jpg

特にセンターバックの池田昇平、吉弘充志の新加入コンビは

昨シーズン鉄壁を誇ったアライール、小原コンビに比較されることに対し

相当の覚悟と闘争心をたぎらせている。

 

それだけにKKウイングのジェフ千葉戦での吉弘の負傷は残念だ。

1本目の終了間際、ハイボールに飛び込んで

相手選手と競った時に痛めたようで

ストレッチャーで運び出されてしまった。

 

 

s-KK.jpg

 

試合後は松葉杖姿でロッカーから出てきたが、

表情は明るくファンとの写真撮影にも応じるほどだった.

全治6週間は、バルバリッチ監督も頭が痛いはず。

 

しかし、愛媛には「金守」がいるではないか。

大いに期待しよう!(カードだけは気をつけて)

 

開幕まで1ヶ月を切ったJリーグ。

インテル長友の大活躍でオフシーズンの全くなかった愛媛だが、

前のめりのまま「おらが町」のオレンジ軍団にも声援を送りたいと思う。

 

 

 

 

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