長浜高校のクラゲ除けクリーム発売
4月27日についに発売されました!
長浜高校水族館部が開発した クラゲ除け「ジェリーズガード」
きのうのNスタえひめでも特集でご紹介しましたが、ご覧いただけましたでしょうか。
商品化が具体的になり始めた 2017年12月から取材をさせていただき、
約1年半ー
長かったような...あっという間だったような...色んな出来事がよみがえってきます。
このクラゲ除けクリームの構想自体は、10年ほど前がスタートだったといいます。
私が取材を始めてからは、当時2年生だった重松楽々さんが開発の中心を担っていました。
たとえ実験がうまくいかない日も、いつも前向きだった重松さん。
この春、大学生になりました。
彼女の姿を見ていると、
夢に向かってひたむきに頑張る
好きなことに夢中になれる素晴らしさ
青春の日々を一緒に体感させてもらっているような気持ちで、私自身もすごく刺激的でした。
かつて地元にあった水族館を自分たちの手で復活させたい。
ふるさと復興の夢を託したクリームは、
今後も日焼け止め機能を加えるべく、後輩たちが研究を受け継ぐそうです。
少子高齢化が進む中、学校も生徒獲得への競争は激しさを増します。
特色ある学校づくりはより一層求められますし、
地域の拠点として、学校が果たす役割というのも大きいです。
地域が抱える課題や地域の人の思いを若い世代が見つめ、
その解決方法を試行錯誤する姿勢こそ、地方に今、求められていることの1つだと感じます。
長浜高校の取材を通して、私自身はそのことを強く考えさせられました。
平成もきょうで最後です。
新しい時代の幕開けに期待も膨らむ一方で、
地方が抱える課題はより一層深刻化することは必至です。
私たちも"伝える"ことで地域の架け橋となれるよう努めていきます。