医療的ケア児の支援について
私たち女性キャスター3人でお送りしている
「Nスタえひめ」もスタートから半年余りが経ちました。
これまで以上に自分が感動したり、疑問や憤りを感じたりすることに
特集という形で腰を据えてお伝えすることに、
今年度は特に情熱を注ぎたいと思っています。
きのう、Nスタえひめ内のコーナー「フォーカスえひめ」では
医療的ケアが必要な子供の支援の在り方についてお伝えしました。

気管切開をしているため、たんの吸引が欠かせない息子さん
付きっ切りで介護にあたり、家にこもりきりだったというご家族。
育児を巡っては、認定こども園の普及など
地域からの孤立を防ごうという取り組みが進む中、
医療的ケア児をめぐる環境は、実態が把握できていないのが現実。
年齢に応じた学びや遊びの場を与えてあげたいという思いに
どう寄り添っていくべきなのか、
支援施設の皆さんも葛藤しながら向き合っています。
そんな施設が運営の危機にあること
制度の狭間で身動きが取れない子供たちとその家族がいること
実情を少しでもお伝えすることで、支援の輪が広がることにつながればと願っています。