千恵さん
「余命1ヶ月の花嫁」のマンモグラフィー検診車。
今週、ひそかに愛媛に来ています。
去年秋、あいテレビ「いのちのキャンペーン」の一環でやってきた千恵さん号ですが
今回は県内の医療機関での集団検診で来ています。
この日はこちら ↓
愛媛大学医学部付属病院。
なんと看護師さんら200人が自費でマンモを受けたそうです。
「医療にたずさわる看護師自らが乳がん検診する事で
早期発見の大切さを訴えたい」
看護部長さんの発案で、千恵さん号に集団検診をお願いしたそうです。
「ちょうど1年前、大事な仲間を乳がんで亡くしたんです。
検診を受けさせていれば、もっと早く対処できたのに...との思いがあって」
去年、部下である外科の看護師長さんを乳がんで亡くしたそうです。
「看護師は自分のためになると優先順位が後になるんです。
大事な仲間たち、看護師を支えてあげるのが私の使命なんです」と看護部長さん。
実際、若い看護師さんは「マンモ受診は初めて」という方がほとんどのようで
千恵さん号の前にはこんな「触診モデル」も ↓
実際に、手で触ってしこりの硬さや位置を確認できるモデルです。
リンパ節はこのへんです。とか
進行すると皮膚が陥没したり、ただれる様子も分かります。
私も触らせてもらいましたが、しこりはゴリゴリとした硬さで
これを手で覚えておけば、自分の触診にも役立つなと実感しました。
千恵さん号、4月18日、また愛媛に来てくれます!
すでに応募は締め切られましたが
担当者に聞いたところ、定員の4倍もの応募があったみたいです。
それだけ関心が高い証拠です。
無機質な大型検診車ではなく、
千恵さん号のように「思い」が込められた検診バスが身近にあって
もっと気軽に、マンモが受けられる時代になって欲しいと感じました。