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「マラソン人生」と「人生のようなマラソン」


2008/09/02 14:37
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s-アイデア帳 土佐.jpg答えを知りたいわけではない。

考えたかったのだ。

 

*      *      *

 

目の前にある色紙にはこうある。

 

「故障無く マラソンのスタートラインに立つ」

 

土佐礼子さんの言葉だ。

 

去年9月、世界陸上大阪大会で銅メダルに輝き

翌年の北京オリンピックへの抱負を問われた土佐さんは

色紙にこうペンを走らせた。

 

その時は、正直ピンとこなかったのを覚えている。

「粘って、金!」

「泣いても金!」

そんな言葉を想像していた。

 

しかしこれが、土佐さんにとって

どれだけ意味深く、

どれだけ難しく、

そして重要なことだったのか―

 

「故障なく・・・」

もしそんな事が可能ならば、素晴らしい結果が待っているのに!

 

どんなレースをするかとか、メダルだとか、

そんなことは、故障さえ無ければ、痛みさえ無ければ

おのずと結果はついてくるはずなのに・・・

 

自分を知り尽くしているからこそ、

「故障無く」スタートラインに立てさえすれば・・・

究極の願いだったのだろう。

 

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北京オリンピック 女子マラソン 

土佐礼子選手 途中棄権

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その要因のひとつとして上げられているのが「外反母趾」。

 

私の母もそうだから良く知っている。

足の母指球の外側が外に張り出し、親指の先は斜め内側を向いている。

やはり日常生活でもそこに疲れが溜まりやすい。

ましてや、走るとなるとその苦労は想像に難くない。

しかも走る専門家となれば、これはとっても有り難くない症状である。

 

土佐さんは、その外反母趾の影響で

過去に左足の指3本を折っている。

さらにその左足をかばって、右足の指も折っている。

 

「だから、もう折れないんじゃないかな」

 


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