
ある日の報道部会議。
20人ほどがロの字型にテーブルを囲み、重苦しい雰囲気。
し~ん。
番組の放送システムでイレギュラー運行があるというので、
部員に注意を喚起するために上司が一言。
「これ、耳をロバにして聞くように」
し~ん。
「来週は番組スタートが15秒早いので、オンエア前に運行システムを再確認するように」
しーん。
「聞いてるか?ちゃんと。これ、大事な話だから。耳をロバにして!」
し~~~ん。
ダンボです。
「高知の夏を彩るよさこい祭りが、今年も開幕しました」
・・・あまり良しとされない定型ニュース原稿です。
私は4年前まで高知で同じ仕事をしていたのですが、
よさこいは「取材」する立場なので、じっくり楽しむことが出来ませんでした。
いつか観光客となって、現場を走り回るテレビマンたちを見ながら
「汗かいて働け・・・働くんだ・・・」とつぶやきたい、と思っていたのですが、
この夏、初めて休みを取って観光客として行ってまいりました!!

10日午前11時。
帯屋町競演場は広末涼子さん(写真中央)もいる「帯屋町筋チーム」を皮切りにスタート!
広末さん年一回の「凱旋」です。先頭にいたオトンは長塚京三さんそっくりです。

こちらは高知大学農学部チーム。
地方車(じかたしゃ)で国旗と旭日旗を結びつけたワイパーがグイングイン動いていて、
色んな意味でハラハラしました。
しかも踊り子たちの衣装は、着ぐるみ・ロック・江頭2:50とバラバラです!(褒めてます)
江頭・・・の上半身裸は禁止されていた気がするのですが、まあ高知やき、かまんかまん・・。
出場チームは180チームを超えるので、おそらく全部見るのはほぼ不可能です。
個人的には島崎和歌子さん率いる某銀行チームも見たかったのですが、捕捉出来ませんでした。

来年は「暴愚(ボーグ)~おらんくの風~」というチームを作り、
マドンナのボーグ踊りで狂喜乱舞しよう!と高知の友人と誓いました。
*友人は公務員なので写真を意図的にカットしてあります。
***
ちなみにそんな私、まつやま祭りではしっかりと踊ったことがあります。
主催者の方が「愛媛各局の男性アナを集めたい」と言うので「それなら...」と承諾したのですが、
当日、ほかの民放アナウンサーは全員仕事でキャンセル。
結果、「お前イケメン(連)じゃね~だろが!!」という視線を全身に浴びながら、
ひとり最後尾で踊ることになった次第です。早く時間が過ぎて欲しいと思いながら・・・。
来年は両方制覇したいですね!!
少し前の話なんですが・・・
「キミハ・ブレイク」のJNNアナウンサーハプニング大賞で
私の渾身の笑顔が全国のお茶の間で嘲笑の対象になっている頃、
私は標高2000メートル近い石鎚山山頂の山荘にいました。
7月1日、お山開き。西日本最高峰の石鎚山でも神事が行なわれます。
ITVを始めとした愛媛の報道各社も毎年取材のために登るわけですが、
基本的に前日の夕方までに山頂の山荘に入ります。
今年の記者は私。
ビルの谷間でジャズを聴きながら育った私は(うそ)
山登りなどまともにしたこともなく不安で仕方なかったのですが、
当日はものすごい風雨の中、ほとんど放心状態で3時間の山道を登りました。

ようやく頂上に立ったものの。。。霧が濃くてよく判りません。
(写真も撮ってません)
夜を迎え、取材陣全員が同じ部屋で早々と就寝。
ひたすらイビキと風の音が響いていましたが、
耳栓を持ってきた私は勝ち組といって差し支えないと思われます。
翌朝は無事に神事が行なわれ、取材も滞りなく終了。
ITVでは中継機材をエッチラオッチラ担いで登っていましたので、
すぐに頂上から本社へ伝送し、お茶の間へと映像をお届けいたしました。
週末まで疲れが取れませんでしたが、なかなか貴重な体験でした!

余談ですが、とある新聞社の警察担当の若い記者さんが、
明らかに「朝、1時間で登って来ましたけど何か?」という様子で
泥の付いた普段着withコンバースの格好で地面に座り原稿を打ち、
携帯電話で連絡を取り合っていました。
全然疲れている様子はなく、
「これから警察署3つ回って、もう1つ山に登るっすよ!ガハハ」とでも言い出しそうな雰囲気で、
字面からは伝わりづらいのですが、記者魂を見た思いがして感動しました。
あ、でも、普通の人は普段着で登っちゃダメですよ。
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